赤ちゃんの免疫力が下がるのはいつ? 初めて病気にかかるのは生後何ヶ月が多い?

2017.07.10 子どもの病気

生まれて間もない赤ちゃんは、母体から免疫力をもらっているため、病気にかかりにくい傾向にありますが、生後一定の期間を経過すると、その免疫力がなくなってしまいます。赤ちゃんの免疫力が下がるのは一体いつ頃なのでしょう? そして赤ちゃんが初めて病気にかかるのは生後何カ月頃が多いのでしょうか?

この記事のポイント

  • 赤ちゃんは生後6カ月頃まで母体から免疫(抗体)をもらっているので、病気にかかりにくい
  • 100%病気をしないわけではなく、母体から抗体をもらっていない病気にはかかることがある
  • 初めての発熱は突発性発疹であるケースが多い

赤ちゃんは生後6カ月頃まで病気にかかりにくい

生まれたばかりの赤ちゃん自身の免疫力はとても弱く、もしも病気にかかってしまったら、命にかかわることもあります。しかし、実際の赤ちゃんはそれほど病気にかかりやすくはありません。なぜなら、お腹の中にいるときに母体から免疫(抗体)をもらって生まれてきており、それが赤ちゃんを守ってくれているからです。

その、母体からもらった免疫が切れるのが、生後6カ月頃。その後は、赤ちゃんが自分自身の免疫を強くしていく段階に入ります。赤ちゃんが成長段階で病気にかかったり、熱を出したりするたびに、自身の免疫力が高められていきます。
しかし、免疫力を高めるために必要とは言っても、病気が重症化しては大変です。生後6カ月を過ぎたら、赤ちゃんの体調には、いままで以上に注意していく必要があるでしょう。

母親がかかったことのない病気にはかかる

それに母体から免疫をもらっていても、100%病気にかからないわけではありません。実は赤ちゃんがもらえる免疫は、お母さんがかかったことのある病気に対するものだけ。お母さんがかかったことがない病気については、免疫をもらえないのです。

例えば風邪の原因となるウイルスにはいくつもの種類があるのですが、そのうちお母さんがかかったことのあるウイルスに対しては免疫があるものの、かかったことのない種類のウイルスには免疫がありません。ですから、生後6カ月になる前に、赤ちゃんが風邪をひくこともあります。また、水痘(水ぼうそう)のように、免疫をもらっていても早い段階(生後1カ月)で効果が切れてしまう病気もあります。

母体からの免疫を過信せず、病気のサインがあれば、しっかりとキャッチしてあげましょう。

初めての発熱は生後7カ月頃、突発性発疹が多い

赤ちゃんが初めて熱を出すのは大体、生後7カ月頃、突発性発疹で…というケースが多いようです。突発性発疹とは、突然38度以上の発熱があり、それが3日程度続いて熱が下がった後、今度は突然発疹が出現する病気のこと。発疹も3日ほどすれば消えて、以後症状はおさまります。

発熱や発疹があっても、赤ちゃんは意外とケロッとしていることが多く、症状が重症化するケースもほとんどありません。しかし、まれに合併症を発症することがあるので「突発性発疹だろう」と安易に捉えず、赤ちゃんの体調には十分注意してください。

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