インフルエンザワクチンの接種方法

インフルエンザワクチンの接種回数

インフルエンザワクチンは接種時の年齢によって、受ける回数が異なります。

インフルエンザワクチンの接種方法

インフルエンザワクチンが有効な期間

  • ワクチンを接種してから抗体ができるまで2~3週間ほどかかるため、インフルエンザが流行する前に接種を終わらせるようにしましょう。
  • インフルエンザワクチンの効果は、個人差もありますが、接種後5か月くらいまでとされています。また、インフルエンザウイルスは毎年のように変異するため、予防には毎年の接種をおすすめします。

インフルエンザワクチンの接種を受けられない可能性がある人

以下のいずれかに当てはまる人はインフルエンザワクチンの接種を受けられない可能性が高くなります。

  1. 明らかに発熱している
  2. 非常に重い病気(急性疾患)にかかっている
  3. インフルエンザワクチンの成分によってアナフィラキシー(※)を起こしたことがある
  4. そのほか、予防接種を行うことが適当でない状態にある

(※)アナフィラキシーとは、医薬品などによって引き起こされることのある急性の過敏反応で、皮膚や喉のかゆみ、息苦しさ、動悸(どうき)、意識の混濁といった症状がみられます。

インフルエンザワクチンの接種を受けられるが、注意が必要な人

以下のいずれかに当てはまる人は、健康状態や体質などから接種できるかどうか主治医または接種医とよくご相談の上、お決めください。

  1. 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの持病がある
  2. 過去にワクチン接種を受けた後、2日以内に発熱や発疹などのアレルギーを疑う症状が出たことがある
  3. ワクチン接種の有無にかかわらず、過去にけいれんを起こしたことがある
  4. 過去に免疫不全の診断をされたことがある、もしくは近親者に先天性免疫不全症の人がいる
  5. 間質性肺炎、気管支喘息といった呼吸器系の持病がある
  6. 接種するインフルエンザワクチンの成分または鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーを起こすおそれがある

他のワクチンを接種した(もしくはする)場合、どれくらい間隔をあける必要があるか

インフルエンザワクチンの接種前後1カ月以内に他のワクチンを接種した(もしくはする)場合、一定の間隔をあける必要があります。ワクチンの種類によって以下のように接種の間隔が異なるので、そのようなときは接種前、医師に「なんのワクチンをいつ受けたか」を必ずお伝えください。

【1カ月以内に他のワクチンを接種する人がインフルエンザワクチンを接種する場合】

1カ月以内に他のワクチンの接種を受けた人は、インフルエンザワクチンの接種に際し、以下の通り、間隔をあける必要があります。

  1. 生ワクチンを接種した場合は、接種した日の翌日から換算して27日以上の間隔をあけます。つまり、4週間後の同じ曜日であれば接種可能です。
  2. 不活化ワクチンを接種した場合は、接種した日の翌日から換算して6日以上の間隔をあけます。 つまり、翌週の同じ曜日であれば接種可能です。

【インフルエンザワクチンを接種した人が、接種後1カ月以内に他のワクチンを接種する場合】

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンですので、インフルエンザワクチンを接種してから6日以上の間隔をあけていれば接種が可能です。つまり翌週の同じ曜日であれば、次のワクチンを接種できます。

ワクチン接種後の副反応

ワクチン接種後の副反応とは、ワクチン接種によって生体に現れる不愉快なあるいは健康を害するような症状のことを言います。薬の場合は、本来の効果・効能とは別の症状が出た場合を「副作用」と呼ぶのに対し、ワクチンの場合は、接種によって生体の反応として出てくる発熱などの症状もあるので、これらを含めて「副反応」と呼んでいます。
インフルエンザワクチンのおもな副反応には以下のようなものがありますが、重篤な副反応が起こることは、ごくまれです。

<比較的よくみられるもの>

  • 注射した部分が赤くなったりはれたり、硬くなったり痛みが出る

<稀にみられるもの>

  • 発熱や頭痛、関節痛、下痢、倦怠感などの全身症状がみられる

これらの症状は通常2日~3日で消えますが、心配なときは医師に相談しましょう。

めったに見られませんが、注意を要するもの。速やかな医師の診療が必要です。

  • じんましん
  • 我慢できないほどの、皮膚や喉のかゆみ
  • 息苦しさ、動悸
  • 意識の混濁、障害
  • 急に唇、まぶた、舌、口の中、顔、首が大きくはれる(血管性浮腫)
  • 強い吐き気、嘔吐

これらの症状が接種後30分以内に起きたときは、緊急の治療が必要になるので、まれではありますが慎重にするために、接種後しばらくは医療機関にとどまるか、医師とすぐに連絡がとれるようにしてください。

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