破傷風

どんな病気?
破傷風は、土のなかにいる破傷風菌が傷口から入ることでおこる病気です。ヒトからヒトへ直接感染することはありませんが、土のなかにはどこにでも破傷風菌がいるので、どこへ行っても感染する可能性があります。なかでも、衛生状態や予防接種の普及の状況から、先進国よりも途上国で多くみられる病気となっています。
症状は?
破傷風にかかると、発熱とともに顔の筋肉が動かしにくくなります。その後、だんだんと口が開きにくくなり、全身の筋肉がいっせいに縮んでけいれんがおこります。おなかや背中の筋肉もけいれんするため、からだが弓のように反り返ったり、息ができなくなったりして、亡くなることもあります。
予防は?
破傷風は早期発見が難しく、かかってしまうと先進国でも致死率が10%を超える治療困難な病気です。どこでも誰でもかかる可能性があるので、ワクチンでの予防が重要となります。ワクチンを接種することで、ほぼ100%の人がじゅうぶんな抵抗力をつけることができるといわれています。
対象ワクチン
破傷風トキソイド
ワクチン接種の検討をおすすめする地域
破傷風菌は世界中のどこにでも存在するので、基本的にはすべての地域が対象になりますが、特に、冒険旅行を予定していたり、途上国へ1か月以上滞在する場合には予防接種をおすすめします。
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