日本脳炎

どんな病気?
日本脳炎は、蚊によって運ばれるウイルスが原因の病気です。ヒトからヒトへの感染はなく、ウイルスをもった蚊がヒトを刺すことによって感染する病気で、東アジアから南アジアにかけて広く分布しています。
症状は?
日本脳炎にかかっても症状がでない場合がほとんどですが、いったん症状がでると重症化する病気です。高熱、頭痛、嘔吐から始まり、数日のうちに意識障害やけいれんをおこします。脳炎になると20~30%が亡くなり、回復しても30~50%が麻痺などの後遺症を残す重い病気です。
予防は?
日本脳炎を予防するためには、蚊への対策が必要です。ウイルスを運ぶコガタアカイエカは日が落ちてから活発になるので、この時間帯は皮膚に虫よけの薬を塗ったり、蚊が部屋に入らないように殺虫剤を使用するなどの注意が必要です。
また、ワクチンで予防することも重要です。ワクチン接種により、日本脳炎にかかるリスクを75~95%減らすことができるといわれています。
対象ワクチン
日本脳炎ワクチン
ワクチン接種の検討をおすすめする地域
東アジア、東南アジア、南アジアに1か月以上滞在する予定で、感染のリスクが予想されるような場合は接種を検討してください。特に流行地域に渡航予定で、農村などに立ち入る機会が多い方は接種することをおすすめします。
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